経営事項審査(経審)申請の流れ

経営事項審査の流れは、2段階あります。(厳密には3つなんですが、後の2つは同時に出せるため、1つにまとめます。)

まず、「経営状況分析」を行い、経営状況分析結果通知書を受け取ります。その後、「経営規模等の評価、総合評定値の請求」の申請をします。この両方を受けないと、経営事項審査を受けたものとはみなされません。

前者と後者とでは申請先が異なります。前者は民間、後者は行政庁(建設事務所等)です。

1 経営状況分析

経営状況分析(Y点)は、国土交通大臣の登録を受けた分析機関に申請します。平成21年3月31日現在で11の分析期間があります。

手数料や通知書が送られてくるまでの日数は、分析機関によって異なります。

2 経営規模等の評価、総合評定値の請求

一般的に、経審の申請をする場合は、先に状況分析を済ませてから、第2段階としてこの2つを同時に申請します。(経営状況分析を済ませておくと、「経営規模等評価の申請」と「総合評定値の請求」を同時に行うことができるようになります。)


経営規模等の評価の申請は状況分析前でも可能ですが、敢えて前に行う必要性があまりないため、大抵は総合評定値の請求と同時に行われます。

この第2段階のことをまとめて「経営事項審査」と呼ぶこともあります。

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