建設業許可を受けるための要件

建設業の許可を受けるためには次の要件を全て満たしている必要があります。

1.経営業務の管理責任者としての経験がある者を有していること

「経営業務の管理責任者としての経験」とは、営業取引上対外的に責任を有する地位にあって、建設業の経営業務について総合的に管理した経験をいいます。

2.専任の技術者を有していること

選任の技術者とは、許可を受けようとする建設業に係る建設工事に関して、以下に掲げるいずれかの要件に該当する者をいいます。一般建設業許可と特定建設業許可とでは要件が異なるので注意が必要です。

3.請負契約に関して誠実性を有していること

誠実性とは、請負契約の締結または履行の際における詐欺、脅迫、横領等の法律に反する不正な行為や、工事内容、工期等請負契約に違反する不誠実な行為がないことをいいます。

4.請負契約を履行するに足る財産的基礎又は金銭的信用を有していること

倒産することが明らかでなく、かつ、許可申請の際に所定の要件を満たしている必要があります。

5.欠格要件等に該当しないこと

許可を受けようとする者(許可申請者等)が、次に掲げる事項に該当しないことが必要です。1つでも該当しているとアウトです。

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