ノートの取り方の実例

行政書士に1ヶ月半で受かる勉強で、実際に取ったノート(まとめ直したノート)です。

字が汚いのはご愛嬌。(^^;;

テキストを、自分なりの言葉でまとめ直しています。

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ポイント1 写さない、必ず自分の言葉で書く

このノートは、テキストをまとめ直したものですが、文章を写してはいません。テキストを見て書いたものですが、自分の言葉で書いています。

人間、写すだけでは、記憶できません。

テキストを読む(入力)→自分の言葉で書く(出力)、という流れが大事です。

人間が頭を使う(=覚える)のは、読むときよりも出力するときです。

テキストを読んだり、丸ごと書き写したりするだけでは、あまり頭は使いません。

しかし、それを自分の言葉で他人に説明しようとすると、一気に頭を使います。内容を把握するのはもちろん、分かりやすく伝えるために言葉を変えたりしなければならないので、頭を使うわけです。この「頭を使う」ときに、人間は覚えます

ですから、意識して「頭を使わせる」ことが重要です。写すだけでは頭を使わないので、全く覚えられません。自分の言葉で、それを他人に説明するつもりで、文章を書いていきましょう。自分が分かりやすいよう、イラストを入れるのもアリです。

基本的に、これは他の人に見せるものではないので、字が汚くてもいいですし、絵がしょぼくてもいいです。自分さえ覚えられれば、それでいいんです。

ポイント2 覚えるべき単語だけ赤

筆者は、重要な覚えるべき単語を赤、見出しや区切りに緑を使う以外は、色を使ってません。

よく、テキストにアンダーラインをだーーっと引く人がいますが、それだと実際にどこを覚えればいいのか分からなくなります。

覚えるべき(=出題されるところ)は、単語です。そこを意識させるために、単語だけ赤です。説明文を丸ごと赤で書くことはしませんし、説明文も、要点だけを書くようにし、簡潔にまとめ直しています。

テキストによっては、単語や文章が最初から赤字で書いてありますから、そこは参考にします。ただ、自分で重要だと思ったものは、それ以外でも赤字にしますし、逆に、わざわざ赤字で書かなくても当たり前と思われるものは、黒で書くこともあります。

テキストを参考にしますが、テキストと同じ文章にはなりませんし、同じ色使いにはなりません。まとめ直しノートは、自分だけのテキストになります。

あと、「憲法第95条」とかは、略して「憲95」になってます。わざわざキッチリ書くメリットは無いですからね。略せるところは略してます。

ポイント3 やった日付とページ数を入れる

一番右上に注目。

「01・8・29」は、2001年8月29日。

「1-59」は、1冊目のテキストのまとめの59ページ目(テキストのページ数ではなく、まとめたノートのページ数)ということです。

この日にこれだけやったぞ、というのを示しています。

ここは試験には直接関係ない部分ですが、モチベーションの維持に大変有効です。

日付を書くことでモチベーションを上げる

勉強は個人プレイです。他の誰からも「やれ」とは言われませんし、代わりに誰かがやってくれるものでもありません。やるのは自分です。

しかし、やる気があるときもあれば、ないときもあります。

そんなとき、どうやってモチベーションを上げるか、が非常に重要です。

1日にどれくらいやるかは、日によってバラバラですが、最終的なスケジュールは決まっています。試験の日はどんどん近づいてきます。このペースで間に合うのかを把握するためにも、ノートには日付と、1日の進んだ量を確認できるようにしておくんです。

あと、「こんなにやったぞ」と後から見返して、ニヤニヤすることもできます。(^^)

「1-59」だったら、「もう59ページもまとめたぞ、勉強進んでるぞ」と自分に言い聞かせる。自分で自分を褒めて、テンションを上げる。少しはやる気に繋がります。

些細なことですが、「やっている、できている」と自分が思うことで、モチベーションに繋げています。

あと、「1日1ページでもいいから、勉強0の日をなくす」というルールでやってましたから、「やらなければ」と思わせるためにも、日付を入れておくことは重要です。

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