ヤマを張るな

学校などのテスト勉強をしている人から「ヤマを張る」といった言葉が出ることがあります。行政書士の試験勉強している人の中にも「ヤマを張る」といったことを言う人がいます。

まるでヤマを張ることが勉強法の一種であるかのように話されることがあります。

・・・が、しかし。

どの試験勉強(学校の勉強も含め)でも同じですが、ヤマを張ろうとする時点で負けだと筆者は考えています。

ヤマを張ろうとする時点で負けている

基本的に、ヤマを張るのは点数取れない人が悪あがきでやるものです。それを1年に1回しかない試験への戦略として据える時点で負けです。

ヤマ張って外れたら勉強した意味が無いのはもちろん、そもそも半分程度の知識があっても、実際に取れるのは100点満点で50点もいかないものです。

中途半端な知識は、2択を見事に外します。そんな状態で年1回の試験に臨むのは、勇気と言うより蛮勇でしょう。あるいは暴勇か。

そんな中途半端な状態、「運めっちゃよかったら受かるかも?ダメだったらまた来年!」みたいな人は、また来年、再来年と続いていきます。受かりません。

本気で受かりたいと思うなら実力を付けるべし

あくまで主観的なものとして。

8割方受かる実力、いわゆる合格率80%の状態なら、大抵受かります。

70%なら、まぁ受かります。

60%なら、おそらく受かりますが、ギリギリです。

合格率50%は、多分コケます。

なので、目指すは8割取れる実力、余裕で受かる実力です。テキスト1冊につき、1週間でそこまでのレベルまで持っていきます。

合格ラインである6割取れる実力を目指すのはダメです。目標値がそこだと、実際にはそれ以下にしかなりません。

ですから、目標値は、もっと上に設定しないといけません。8割を目標にするから、ぶれてもミスっても7割前後取れる=受かる、という具合です。

満点取れる実力を目指すべきなのは言うまでもありませんが、ヤマ張るくらいなら、コツコツ積み上げていった方がいいと思うのです。

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