章末問題は100点取るまでやり直す

テキストによりますが、切りのいいところ、章の最後の方などには、小テストみたいな問題が付いています。

この章末問題は、「できる」の確認に最適です。確か、ユーキャンとかの教材には付いてますね。

これを、真剣にやります。100点(満点)取るまでやりましょう。

以下、問題をやる際のポイントです。

テキストを読んで、分かっても、すぐにはやらない

脳には、短期の記憶と長期の記憶と2種類あると言われています。どんな人でも、ちょっと前に見たばかりのものは、何となく覚えているものです。

これが困ったもので、何となく覚えていて問題が解けてしまうので、できるつもりになってしまいます。

これは大きな勘違いであり、危険です。それは「できる」とは言いません。

その項を勉強してから、最低でも20分、できれば30分はインターバルを置いてから問題をやりましょう。

その20~30の間は、他のことを考えるなり他のことをして、一回頭から消すつもりで。それでも解けるなら、「できる」になっている可能性が大です。

当然、ノーヒント

問題をやるときはヒントを見ない。前のページを見ない。本番同様のつもりでやること。テキストに付いているおまけの問題だからと気を抜かないこと。

もし、ヒントが目に入ってしまった場合は、その問題はバツと同じ扱い。マルになっても再度やり直すこと。

1回で100点取るつもりでやる

章末問題は、それまでの自分の勉強が100点取れるレベルだったのかどうかをチェックする最高の機会。「できなかったら前のページ見ればいい」みたいな考えで取り組んではいけません。

数時間かけて100点取るつもりで勉強した、じゃあ、実際にその章末問題で100点取れるかどうか、という場面です。

ここで100点取れなかったら、それまで自分が取り組んだ数時間に穴があった(不十分だった)ということになります。自分の勉強の成果が問われるので、緊張感が生まれます。

100点取れる自信が付いてから問題をやる

自信が無いのに問題やってもダメ。100点取れるわけがありません。その章にじっくり取り組んで、「ここはもう完璧だ」と思ってから問題をやる。

そうやって自分で作り上げた自信と、問題の対決。100点取れば「よっしゃー」、取れなかったら「がっかり(やり直し)」。

問題は実際にやるまで見ない

どんな問題があるのかなー、と見てしまう人がいますが、試験で問題を先に見れるなんてことはありません。また、問題を見てしまうと、勉強しながら自然とヤマを張ってしまう(答えのところを重点的に覚えようとする)可能性が出てくるので、極力見ないこと。

できる限り、本番同様のシチュエーションを作りましょう。

間違えた問題があったら、自信が付くまで(「できる」になるまで)、その章の勉強をし直してからまた問題をやる

100点取るまで先に進んではいけません。間違えた問題があったら、前に戻って勉強し直しです。

そして、「できる」と思ったら、再度問題にチャレンジ。

このとき、間違えた問題はもちろん、正解だった問題も全部やります。改めて100点満点のテストをやります。そこで100点取れなかったら、また前に戻ります。100点取れるまで繰り返し。

もちろん、問題をやる前には最低20~30分のインターバルは必要です。これは何回目でも一緒。短期の記憶、うろ覚えでマルになってはいけないのです。

なお、これらは、自分で決めるルールです。通信講座で習っていても、テキストにここまでやれとは書いてありません。

でも、ここまでやるから、自信が持てるし、点数が取れる。

逆に、ここまでやらなかったら、どうやって点数取るの?と思います。間違えたところを間違えたままにして、どうやって点数を取るというのでしょう。

問題の答え合わせをして、間違えを見て「わかる」は誰にでもできます。しかし、どこかでそれを「できる」にするプロセスが必要です。そのプロセスを経ない限り、同じ間違いを繰り返します。バツがバツのまま。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加