行政書士とは

行政書士は、行政書士法により以下を業務として行うことができる国家資格者です。

  1. 官公庁に提出する書類の作成
  2. 権利義務に関する書類の作成
  3. 事実証明に関する書類の作成
  4. 官公署への書類提出手続代行業務
  5. 法律文書等作成に関する相談業務

とはいえ、これでは具体的に何をする人か分からないので、お話を一つ。

日本という国は法治国家、つまり、法により支配されている国です。法律というと裁判所や弁護士といったイメージがあり、遠い存在のように思われているのではないでしょうか。

しかし、法律はあなたの周りにたくさんあります。例えば車を買ったとき、車庫証明書を車に貼り付けなければなりません。この”車庫証明書を車に貼り付け”なければならない、というのが一つの法律です。法律は身近なところにたくさんあります。

さて、ここで行政書士の出番です。

車庫証明を取るためには、必要書類を作成し警察署に書類を提出することが必要です。この”書類作成”と”提出代行”が行政書士の仕事となります。

もちろん、行政書士に依頼せず自らで書類を作成し提出することも可能です。しかし専門的知識が無いと作成できないものも多く、どうしていいか分からないということもあるかと思います。こんなときは是非、行政書士にご相談ください。書類作成に関する相談も行政書士の業務なのです。行政書士には法律により秘密を守る義務が課せられていますので、安心してご相談ください。

行政書士の取扱業務は許認可等申請だけでも5000種を超え、正に書類作成のスペシャリストとも言えます。しかし、書類を書くだけが行政書士ではありません。先に述べた業務を元にみなさんの抱える問題を法的に解決したり、企業法務のコンサルタント及び継続的なサポートをすることこそが行政書士として最も重要な業務なのです。

法律とみなさんとをつなぐ架け橋、それが行政書士です。

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