パスポートの取得方法

パスポートは、所有している人間の国籍および身分を証明するものです。海外ではパスポートは生命の次に大切なものと言われるくらい大事なもので、世界中で通用する身分証明書です。

出入国の手続きやビザ（査証）の申請の際はもちろん、ホテルのチェックインやトラベラーズチェックを使用するときにも用いられます。パスポートには5年間有効と10年間有効の2種類があります。

１．パスポートの申請

パスポートは、住民登録をしている都道府県の申請窓口に必要書類を持って出向き、申請します。

必要書類

１．一般旅券発給申請書
パスポートの申請窓口で入手できますが、市町村役場に置いてあることも。5年用と10年用の2種類の申請用紙があります。

２．戸籍謄本１通
申請日前6カ月以内に作成されたもの。

３．住民票の写し1通
本籍の記載が必要。申請日前6カ月以内に作成されたもの。

４．写真1枚
縦4.5cm×横3.5cmの縁なし、無背景。申請日前6カ月以内に撮影されたもの。申請書に記載されている規格を満たしていることが必要。申請の際、基準を満たしているかチェックされます。なお、申請場所によっては、近くで撮影できるところもあります。

５．官製葉書1枚
宛先に申請者の住所・氏名を記入。

６．本人確認書類
運転免許証、有効旅券（失効後6ヶ月以内のものを含む）、官公庁・公団の身分証明書などは1点でよい。保険証で証明する場合は2点必要となり、年金手帳や社員証などと組み合わせる。

申請から数日後、葉書が送られてきます。パスポートの受け取りは、このハガキと、申請の時に渡された受領票（受領証）、手数料を持って行きます。

手数料
5年間有効　10,000円（都道府県収入証紙2,000円＋収入印紙8,000円）
10年間有効　15,000円（都道府県収入証紙2,000円＋収入印紙13,000円）

証紙・印紙については、交付窓口の近くに印紙・証紙売り場があるので、そこで購入することもできます。