印紙の種類

印紙は、手数料・税金などを納めたことの証明として書類などに貼る法定の紙片です。一般に多く使われているのは「収入印紙」で、「印紙」と言えば、普通はこれを指します。

しかし、印紙は他にも種類があります。以下に、その種類と主な使い道を挙げます。

収入印紙

印紙税の納付、許可申請時の手数料、罰金、訴訟費用、不動産登記の登録免許税等に使用。

登記印紙

法務局で登記簿を取ったり閲覧したりするとき等に使用。
2011年4月1日から新規の発行は中止され、収入印紙に統一されました。なお、既に発行された登記印紙は当面の間有効です。

特許印紙

特許や商標等、特許庁関係の申請の際に使用。

自動車重量税印紙

自動車重量税の納付に使用。

自動車検査登録印紙

自動車の新規登録、変更登録等に使用。

健康保険印紙

日雇特別被保険者に関する保険料の納付に使用。

雇用保険印紙

日雇労働被保険者に関する保険料の納付に使用。

農産物検査印紙

もみ、玄米、大麦等の検査手数料に使用。

国民年金印紙

保険料の納付に使用。

収入証紙

収入印紙と似ているものに収入証紙というものがあります。

収入証紙は、地方自治体(東京都以外の道府県)が条例に基づいて発行する金銭の払い込みを証明する証票です。「収入印紙の地方税版(都道府県版)」と言うと分かりやすいでしょうか。

福岡県は、収入証紙ではなく領収証紙という名称になっています。

参考:富山県の収入証紙(Wikipediaより)

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